マイナポイントが9月からはじまります。
これは、マイナンバーカードとキャッシュレスを登録することで、登録したキャッシュレス決済で利用した分の25%(最大5000円+α)がもらえるサービスです。
一人あたり最大5000円+αがもらえますので、家族がいれば人数分もらうことができます。
わたしの場合は、未就学児がいる4人家族なのですが、どのようにすれば一番得なのかを調べてみました。
目次
マイナポイントの仕組み
マイナポイントをもらうにはマイナンバーカードが必要で、事前にマイナポイントに参加するための登録をしておく必要があります。
登録は7月から開始していまして、先着順で予算がなくなり次第終了してしまします。
国の予算は4000万人分で、現在のマイナンバーカードの取得者はこの半分の2000万人くらいです。
ですので、すでにマイナンバーカードを持っている人は確実に登録しておきましょう。
マイナンバーカードを持っていない方は、すぐに役所へ行って作成することをおすすめします。
続いて9月までにマイナンバーカードに、クレジットカードやQRコード決済などのキャッシュレス決済を登録します。
9月以降、この登録した決済方法で支払ったりチャージした分の金額の25%が還元されます。
注意点として、一度決めたマイナンバーカードに登録した決済方法は変更できません。
また国からの還元額の最大5000円はどの決済方法を選んでも同じですが、それとは別に決済する会社独自の特典があります。
たとえば、WAONでは5000円に加えて最大2000円、合計7000円分が還元されます。ペイペイですと、抽選ですが、100万円が10人に当たります。
これから9月までの間によりお得なところが出てくるかもしれませんので、慎重に決めた方が良いと思います。
2020年7月3日現在は、WAONが一番お得
どの決済を登録するかを選ぶのか困りますが、現時点(2020年7月3日)ではWAONが一番お得です。
通常の最大5000円分還元に加えて、独自の最大2000円分還元があり、合計7000円分還元されるからです。
子どもの申し込み方法について
総務省の公式サイトを見ると、子どものマイナポイントの申し込みについて、「よくある質問」に記載があります。
子どものマイナポイントは、親が代わりに申し込むことができます。
注意として、同じ決済サービスに親と子の両方を紐づけることはできないと記載があります。
1枚のWAONカードに複数のマイナンバーカードは申し込めないんだということは分かります。
ただ、WAONにもいろいろ種類がありますので、たとえば親はモバイルWAONで、子どもは別のWAONカードというやり方ができるのかは、この文章からははっきりしません。
つづいて、WAONの公式サイトを見てみます。
これを見ると、モバイルWAONを含むすべてのWAONが対象で、別のWAONカードがあれば、家族それぞれのマイナンバーカードが登録できそうです。
発行手数料無料のWAONを手に入れる
どうやら、家族4人分のWAONがあれば、最大限マイナポイントの還元を活用できそうなことが分かりました。
そうなると、WAONを4つ確保するのが問題となります。
WAONカードは様々な種類がありますが、ほとんどのカードには300円の発行手数料がかかります。
7000円がもらえますので、300円の発行手数料がかかっても元はとれますが、どうせなら手数料無料で手に入れたいですよね。
また、WAONカードには年齢制限があるものが多いので、親名義でつくるのか、子ども名義でつくるのかによって分けて考えないといけません。
親名義のWAONカードを無料でつくる
WAONを親の名義でつくって、子どものマイナンバーカードを登録する場合は年齢制限を気にする必要はありません。
発行手数料や年会費が無料で作れるものは以下のカードです。
クレジットカード(すべて18歳以上)
- イオンカード(WAON一体型)
- イオンJMBカード(JMB WAON一体型)
- コスモ・ザ・カード・オーパス(コスモ石油のクレジットカード)
イオン銀行関連
- イオン銀行キャッシュカード 年齢制限なし
- イオン銀行キャッシュ+デビット 15歳以上
- イオンカードセレクト 18歳以上
JALマイレージバンク関連(年齢制限なし)
その他の提携カード
- クロネコメンバーズWAON 16歳以上
上記の中で、まだ持っていないものや生活スタイルに合わせたものを選ぶと良いでしょう。
申し込みの手軽さでいくと、JALマイレージやクロネコメンバーズが良いかなとは思います。
子ども名義のWAONカードを無料でつくる
子どもの場合は、上のカードの中で年齢制限のないものになりますので、下の3つです。
イオン銀行キャッシュカードは当然、イオン銀行の口座を子ども名義で開設する必要があります。
また、ビックカメラのカードは子どもと一緒に店舗に行く必要があります。
わたしの場合は、家族旅行のときにもあれば便利かなと思い、JALマイレージバンクのカードを子ども2人分作ろうかなと思っています。
主にANAを利用しているので、子どももANAマイレージクラブにはすでに入っていたのですが、今後JALを利用することもあるかと思いますので、良い機会かなあと。
もし子どものネットバンクの口座を持っていなければ、イオン銀行の口座を開設しておくのも何かと便利かとは思います。
全国どこでも使えますしね。
まとめ
マイナポイントが9月から始まり、すでに7月から事前予約が始まっています。
国がやる施策にありがちな、複雑で分かりにくくて何が一番得なのかを理解するのが難しいと思います。
今後、さらにお得なやり方が出てくる可能性もありますので、この記事を参考にしつつ、これから出てくる情報にもぜひアンテナを張っていきましょう。