くさいオムツがにおわない 脅威の防臭袋「BOS」がすごい

小さな子どもがいると、毎日オムツを取り換えないといけません。

わが家には、3歳と1歳の子どもがいるのですが、2人ともまだまだオムツを使っていますので、毎日いくつものオムツがゴミになります。
おしっこだけのオムツはまだいいんですが、うんちの場合は捨てたオムツがかなり臭くなってしまいます。

燃えるゴミの日にオムツ用のゴミ箱から捨てたオムツを出すのが非常に苦痛だったのですが、「BOS」という防臭効果のある袋を使ったところ、かなりにおいが減らせたので、ご紹介したいと思います。

驚異の防臭袋「BOS」とは?

驚異の防臭袋「BOS」とは、クリロン化成株式会社という会社が販売している、においを通さない素材でつくられたビニール袋のことです。

BOSの防臭メカニズム(公式サイトより改変引用)

BOSは、においが漏れるスピードが非常に遅くなるように設計されています。袋から漏れる臭い成分はごくわずかなので、臭いをほとんど感じません。鼻をくっつけても、ほとんどの人がうんちの臭いを感じない、驚異の防臭素材です。

従来製品の多くは、消臭袋といわれるものです。
消臭袋(従来製品)と防臭袋(BOS)の違いを、イメージ図で表してみました。消臭袋は、消臭剤が袋に入っています。しかし、袋に入っている消臭剤の量はとても少ない量です。そのため消臭袋の場合、臭い成分のほとんどはキャッチされることなく、袋からすぐに漏れでてしまいます。
消臭袋は、言葉のイメージでは効き目がありそうですが、実は大きな効果は期待できないのです。
そこで私たちは本当に臭わない袋を求めて、防臭袋の開発をしてきました。防臭袋(BOS)は、袋自体がにおいを通しにくくしてあるため、半永久的に防臭効果が続きます。

BOS公式サイトより改変引用

普通のビニール袋だと袋を通してうんちのにおいが外にどんどん出てきてしまうのに対して、BOSはにおいが外に出にくい構造になっているようです。

4種類のサイズがある

BOSには4種類のサイズがあります。

  • SS:新生児用のオムツが1つ入る
  • S:赤ちゃん用オムツが1つ入る
  • M:赤ちゃん用オムツが4-5個入る
  • ロング:1回ずつ結んで使用できる 3-4個入る

SSサイズやSサイズなどの小さな袋で、1つオムツを入れるごとに結んで捨てるのが、一番においを気にせずに使うことができます。

Mサイズは、大き目の袋で4-5個のオムツが入るため、袋の節約になります。しかし、オムツがたまるまで袋を結ばないので、においはやはり気になります。おしっこだけのときはMサイズに複数入れて、うんちのときはSサイズに1つだけ入れるというように、使い分けるといいと思います。

ロングというのは、細長い形の袋(75cm)でオムツを入れるたびに結ぶことができます。そのためMサイズよりは入る量は少ないですが、においを気にすることなく3-4個のオムツを捨てるのに利用できます。お出かけのときなどに便利なサイズです。

BOSを使用してみた感想

子どもが生まれたときから、わが家ではオムツ用のゴミ箱を使っています。

オムツ用ゴミ箱

このゴミ箱は、上のハンドルを回すとふたが開閉してオムツを捨てられるのですが、閉めたときに中が密閉できるので、普段はほとんど臭いがしません。

ただ、ゴミの日には中を開けて燃えるゴミの袋にまとめなければいけません。そのときがすごく臭く、息を止めてないと作業ができないレベルでした。

それが、BOSを使うと劇的ににおいが減りました。確かに、ゴミ箱の中やゴミ袋に鼻を近づけてにおいをかぐと、うんちのにおいは若干感じますが、普通に燃えるゴミとしてまとめるような作業する分には全然気にならないレベルになりました。

わが家では、一通りのサイズを使用してみたところ、結局Sサイズで1つずつ結んで捨てる方法に落ち着きました。
子どもが小さいうちはたくさんオムツを使うので、Mサイズやロングサイズで節約できるのは良かったのですが、やはりにおいが気になるのと、ゴミが出るたびに結んで捨てれば良い手軽さを選択しました。

ペットや災害時にも便利

ちなみに、このBOSという商品は、オムツ用以外にも様々な製品ラインアップがあります。

  • ベビー用
  • 大人用
  • イヌ・ネコ用
  • 生ゴミ用
  • サニタリー用
  • ゴミ袋用

基本的には、色とサイズが異なるだけで袋の素材は同じです。
わが家でもトイレのサニタリー用にBOS(ベビー用ですが)を使っています。
犬の散歩のときのうんち袋として、夏場の生ゴミ用の袋として、災害時が発生したときのための備蓄として、などなどいろいろなことに重宝しそうです。

小さな子どもがいる方はもちろん、多くの方に使っていただきたい商品です。