児童手当をもらっている家庭は、毎年6月に「児童手当現況届」という書類を提出しなければいけません。
毎年のことですが、毎回「あれ、ここはどうやって書くんだっけ?」と迷ってしまうため、書き方をまとめておきたいと思います。
目次
提出年月日
書類を提出する日付を記入します。
もし、郵送で提出す場合は、郵便を出す日付です。
注意点として、現況届は6月1日時点での状況を届け出るものなので、もし5月中に届いて記入する場合も、日付は6月1日以降にしておきましょう。
職業 被用者とは?
受給者や配偶者の職業について〇をつけて選ぶ箇所がありますが、「被用者」という聞きなれない言葉があります。
- 被用者:雇われている人。厚生年金加入。
- 被用者等でない者:無職の人や、働いていても個人事業主やパートなど厚生年金に入っていない人。
つまり、旦那さんが会社員で、奥様が専業主婦やパートで扶養に入っている場合は、旦那さんは被用者、奥様は被用者等でない者になります。
監護の有無→「有」
「監護」というのは、子供の面倒を見ているという意味ですので、「有」に〇をつけます。
ここで、「無」を選ぶと児童手当の受給資格がないということになります。
生計関係
生計関係は、「同一」と「維持」という項目があります。ここはちょっとややこしいのですが、多くの方は「同一」になるはずです。
- 同一:自分の子供の場合
- 維持:自分の子供でない場合
譲渡所得の有無
譲渡所得とは、土地や建物などの不動産を売った収入のことです。
扶養親族等及び児童の数
児童の数に加えて、扶養家族がいれば合計して記入します。
もし、会社員の夫、パートの妻(夫の扶養)、子供2人であれば、扶養親族等及び児童の数は、「3人」になります。
所得の状況→記入不要!
こちらは、給与の全額を書くのか、税金などをひかれた後の金額を書くのか。妻がパートをしていればそれも含めるのか非常に分かりにくいです。
結論としては、空欄で大丈夫です!
提出時に聞こうと思って空欄のまま持っていったら、窓口の人にそのままで大丈夫ですよと言われました。
結局、役所で所得の状況などは確認するので、こちらで書かなくても大丈夫のようです。
まとめ
現況届は毎年のことですが、1年に1度しか書かないため、毎年同じことを調べている気がします。
提出前に写真に撮って、次の年の参考にすると良いかもしれませんね。