スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング【レビュー】

英語上達完全マップに従って英語を勉強しています。
英語上達完全マップでは、音読と瞬間英作文がトレーニングの2本柱になっていますが、こちらの本は瞬間英作文の2冊目として想定されている本です。

「『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』が終わりました、というか厳密には終わってませんが、終えましたので感想を記しておきます。

1.瞬間英作文の第2ステージ用

英語上達完全マップによると、瞬間英作文は3ステージに分かれています。

文型ごとに順番にトレーニングをしていく第1ステージ
文型をランダムな順番にしてトレーニングする第2ステージ
文型の制約なく様々な文をトレーニングする第3ステージ

こちらの本は、その中の第2ステージ用の本です。
第1ステージ用の『どんどん話すための瞬間英作文トレーニング』では、命令文やWhatを使う文など、同じ型の文を続けてトレーニングしましたが、この本では、そのような文がランダムに並んでいます。
そのため『どんどん』よりも難易度は高くなっていますが、出てくる文自体は同じレベルなので、『どんどん』をしっかりやった人であれば、2~3周もすればすぐに言えるようになると思います。

すすめ方は、『どんどん』と同じように最初の1周は本を見ながら行い、2周目からは本を見ながらと並行して、通勤の車内で音声によるトレーニングも行いました。
5~10周もすればほぼ暗記するくらい(シャッフルなのに暗記してしまう)になりますので、そうなった時点で終了しました。

2.後半のコンビネーショントレーニングは難易度が高い

この本の後半には「コンビネーショントレーニング」という難易度が高いパートがあります。
1つの文章にこれまでトレーニングしてきた様々な文型が2つ3つと盛り込まれた複雑な文を瞬間英作文していきます。

中学1・2年レベルの文型が組み合わさったPart 1が200文。
そして、中学1・2・3年+αの文型が組み合わさったPart 2が300文です。

文章としてはとても複雑な文で、たとえば以下のような文があります。

「彼は3年間文通しているアメリカ人の女の子と会うために、英語学校で勉強していると、私たちに言った」

中には、普通なら2つの文に分けるものをあえて1つの文にしているものもあり、自然な文章という訳ではありません。
もちろんこのトレーニングには意味があって、普段使わないような複雑な文であえてトレーニングすることで、普段使うような、より簡単な文を楽につくれるようになります。

ちょうど、スポーツのトレーニングで、試合よりも負荷をかけたトレーニングをするような感じです。

3.やれば力になる けど挫折しました

わたしもこの章をすすめていきました。
それまでのトレーニングをしっかりやっていれば、複雑な文章でも意外と英文を作ることができます。

しかし、いかんせん負荷が強すぎました。
すすめるのに結構な体力を使うため、何周もするのはつらくなってしまい、サイクル回しが完成しないうちに挫折してしまいました。

ほかの方のレビューを見ると、結構この章は飛ばしている方も多いみたいですね。
(もちろん、やってみたの人はちゃんとやっている訳ですが・・・)

ちなみに、『スラスラ』にも続編があります。
しかしコンビネーショントレーニングは不評だったのか、こちらには収録されていません。

わたしは『スラスラ』を終わったあとは『ポンポン』へ進みましたが、その後思い直して『おかわり!スラスラ』を行いました。
やった理由は『おかわり!どんどん』と同じで、会話で出てくる英文の種類を増やすために、少しでも多くの英文を瞬間英作文しておこうと思ったからです。

『どんどん』や『スラスラ』をきっちりとやっていれば、『おかわり』はあっさりと終わるので、時間がある方はぜひやってみることをおすすめします。

まとめ

瞬間英作文の第2ステージ用の教材である『スラスラ話すための瞬間英作文シャッフルトレーニング』の感想でした。

後半のコンビネーショントレーニングをきっちりと終えていないのが、なんだかモヤモヤしているので、時間がとれればいつかはちゃんと終わらせたいなあとは思っています。