以前、ジープのレネゲードを売却した記事を書きましたが、その際に買い替えた車はダイハツの軽自動車のムーブキャンバスでした。
うちには未就学の子どもが2人いるため、子育て世代に便利な車という観点で選びましたが、結論としては買い替えて良かったです。
まあ、レネゲードは好きだったので所有していて嬉しいみたいな気持ちはなくなってしまいましたが、子供がいる家庭はやはり子育てファミリー向けの車を素直に選んでおくのが吉だなと感じました。
これから子供が生まれる方、小さなお子さんがいる方の参考になるよう、ムーブキャンバスに乗ってみて感じた良いところ、悪いところを書いてみたいと思います。
目次
1.ムーブキャンバスの良いところ
両側電動スライドドア
やはりこれは便利です。車の乗り降りの際に、隣に駐車している車にドアをぶつけてしまうリスクをほぼなくすことができます。
ドアをちゃんと手で押さえていれば大丈夫でしょと思われるかもしれませんし、実際それで問題ない方も多くいるとは思いますが、やはり実際に電動スライドドアを経験すると普通のだと気を使って嫌だなあと思います。
たとえば、立体駐車場など狭い場所に停めたとき。隣の車に当たるギリギリまで明けても狭くて子供の乗り降りが大変です。しかも子供は気を使ってくれません。こっちが当たらないようにドアを押さえているのに、狭いからとさらにドアを開こうとしやがります。
また保育園に行きはじめると、荷物が大量になります。子供は手さげバッグや上履きなど多くの荷物を抱えたまま車に乗り込もうとします。そんなとき、やはり子供はぐいっとドアを開けて楽に乗り込もうとします。こっちは必死にドアがそれ以上開かないよう押さえておかないといけません
車高が低いため乗り降りがラク
軽自動車は車高が低いため、子供が自力で乗り降りすることができます。
レネゲードに乗っていた時は、車に乗る際は大人が子供を抱っこして載せないといけなかったのでとても楽になりました。うちは子供が2人いたため、まず片側のドアから1人を乗せて、それが終わったらもう一方の側のドアからもう1人を乗せてといった感じで載せていました。
でも、ムーブキャンバスの場合は後部座席の足元がフラットなので、片側から2人とも乗せて自分で奥の方に行ってくれますので非常に楽になりました。
中が広い
車高が低いわりに、背は高いので、内部の縦の空間は非常に広く感じます。
車のなかで子供が立って歩くことができるため、たとえば服が汚れて着替えさせないといけないときなどもとても楽ちんです。
2.ムーブキャンバスの良くないところ
荷室が狭い
座席周りの、人が使う空間はとても広く感じるのですが、やはり軽自動車なので、荷室がとても狭いです。
家族で旅行に行く際には大き目のスーツケースを持っていきますが、後部座席の後ろの荷室には入らないため、後部座席の足元に置いています。そのため、後部座席に座っている子供たちは足が伸ばせず窮屈な姿勢にさせてしまっています。
今は2人ともチャイルドシートに乗っていて、体も小さいので大丈夫ですが、成長して大きくなれば荷物も増えるでしょうし、厳しくなってくるかもしれません。
内装の使い勝手が悪い
ドアのポケットや、運転席や助手席の前のボックスなどいろいろなところに小物を収納できそうな場所があるのですが、狭かったり場所が悪かったりでいまいち使い勝手がよくありません。
場所が空いているからとりあえず収納できるスペースを作ってみたという感じで、そこに何を収納するのかという意図が感じられません。
勝手な印象で申し訳ないのですが、トヨタ・ダイハツは内装がいまいちな印象です。
高速運転、長距離運転に向かない
軽自動車だし当然なのですが、高速道路ではあまり加速もよくありませんし、普通車に比べれば長い距離を運転したときはやはり疲れます。
これはもうそういうものだと割り切るしかないかと思います。うちの場合は、軽自動車しか持っておらず、お出かけの時は必然的にムーブキャンバスで高速道路だろうが長距離運転だろうが利用しています。
たまのお出かけのときの使い勝手と、普段の使い勝手をどちらをとるかという話です。
所有欲が満たされない
ムーブキャンバスは大人気で、乗っているとしょっちゅう同じ車、しかも同じ色の車とすれ違います。
以前乗っていた車がジープのレネゲードということもありますが、やはりあまり特別感や乗っていて楽しい気持ちはありません。
いつか、子供が独立してお金に余裕ができたら、またああいう車に乗りたいなあ。
まとめ
ムーブキャンバスのもう数年乗っていますが、良いところと悪いところをまとめてみました。
実用性という面からすると、未就学~低学年までくらいのお子さんがいる家庭での普段使いの車としてはとても便利で良い車だと思います。
正直、背の高い系の軽自動車はあまり好きではなかったのですが、やはり売れている車、人気のある車にはそうなるだけのしっかりした魅力があるんだなあと思った次第です。
これから子供が生まれる方や、小さなお子さんがいる家庭で、ファミリー向けの車を探している方の参考になれば幸いです。